目標と目的が、混同していたり、目標だけを考えたりしてはいないかなぁ、と思うことがあります。
個人の目標、チームの目標があります。例えば、今日の練習の目標はスパイクでストレートを打てるようになろうというのは個人の目標であるし、来年の夏の大会で優勝して県大会に出場しようというのはチームの目標であります。
また、目標には短期、中期、長期というような設定の仕方もあるはずです。
ウサギとカメの話の中で言えば、ウサギは短期目標、カメは長期目標を設定していた…なんて考えることもできます。
でも、この目標は、達成されないことのほうが多いのかもしれません。一生懸命努力をしているけれど、この努力が必ず報われるとは限りません。
この目標が達成できなければ、この日々の努力の価値がゼロになってしまうのでしょうか。
それはないはずです。
その目標を達成しようと努力してきた過程で、大きな大きな変化・成長をしていくと考えます。その部分こそが、部活の目的になると思います。
「結果は一瞬、変化は一生」という言葉を、ある先生から教えて頂きました。
目標が結果なら、目的は変化とも言えるのではないでしょうか。
目標を達成するために努力することを通して、目的を達成させられるような指導者になりたいと考えます。しっかりと目的という軸をぶらさない指導者に。
でも、目の前の結果に心がグラグラしてしまう自分がいるんですよね。。。